過払金でお小遣いを(完済後の過払金返還請求,宇治市在住の60代男性Lさん)
相談前
Lさんは60代男性。過去に消費者金融を利用し,数年前に無事に完済することができました。過払金というものがあるらしいとは知っていましたが,どこに相談してよいのか分からずそのままにしていました。また,家族に内緒の借金でしたので,過払金の請求をしたら家族に知られてしまうのではないかとの不安もありました。
定年退職して小遣いが減って不便に思っていた時に知人から近隣の当事務所のことを聞き,相談に訪れました。
みらい司法書士事務所の解決方法
調査の結果,Lさんは貸金業者2社に対し300万円近くの過払金があることが判明しました。Lさんは金額の多さよりも早期の解決を希望していたため,貸金業者と減額の代わりに早期の支払いを求め交渉しました。
その結果,相談から半年で200万円の返還を受け解決しました。
解決後
Lさんは家族に内緒で全て解決できたうえにちょっとした小遣いが手元に入って嬉しそうでした。「当分の間は飲み代に困らないなぁ」とのこと。
ほどほどにしてくださいね,Lさん。
司法書士からの一言
近年,貸金業者から過払金の返還を受けるのはとても時間がかかるようになっています。受任後,訴訟提起してから判決または裁判上の和解をし,実際に支払われるまでの期間が1年を超えることも珍しくありません。
Lさんは生活に困っているわけではなく,非常にはっきりと「早く回収して自分のためにお金を使いたい。」という希望をしてましたので,ご本人の意向に沿った解決をしました。
債務整理をしていると,依頼者の方の生活を成り立たせるためにぎりぎりの判断を迫られることが多いので,Lさんのようなご依頼はこちらの気持ちも随分と楽ですね。