聞いたことがない貸金業者から自宅に「訪問通知」が届いた(兵庫県在住の40代男性Rさん,時効援用の内容証明送付)

相談前

ある日Rさん宅にギルドという貸金業者からの「債務名義に基づく訪問通知」と題する書面が届きました。内容は,「貸金元金と利息損害金をあわせて130万円を支払え」というものでした。Rさんはギルドという名前に心当たりはありませんでしたが,20年以上前に借りたお金を返さずにいた覚えがありました。もしかしたら,とインターネットでギルドに調べたところ,ギルドに対応した経験のある当事務所に辿り着きました。

 

みらい司法書士事務所の解決方法

Rさんとギルドとの最後の取引は平成8年でした。20年以上前のことですので,通常ならば消滅時効期間は経過しております。しかし,Rさんのもとに届いた書類には「債務名義に基づく~」とあります。債務名義とは確定判決や裁判上の和解,調停調書など,債権執行をするための根拠となるものを指します。債務名義がある場合,消滅時効期間の始期は債務名義の確定日から,期間は10年となります。したがって,過去10年以内に訴訟提起されていた場合には消滅時効期間は経過していませんから,まずはその確認が必要となります。

幸い,Rさんの手元の資料から債務名義取得の時期を確認することができ,消滅時効期間が経過していることがわかりましたので,当事務所がRさんの代理人として時効援用の内容証明郵便を送ることで解決しました。

 

解決後

その後,ギルドからRさんへの取り立てはありません。

司法書士から一言

ギルドは,ハッピークレジット→トライト→ヴァラモスと商号変更を経て現在の商号となっています。現在は貸金業者として登録はしておりませんので,登録貸金業者の検索にもかかりません。請求された方の中には「架空請求か?」と誤認してしまう方も居るでしょう。

ギルドは,過去の債権の取り立てだけで成り立っている会社です。よくある「債権譲渡を受けた」と称して取立てをする怪しい業者とギルドとの決定的な違いは,ギルドは自前の債権であることです。債権譲渡が合法的にされているのかどうか疑わしい業者は自ら訴訟提起をするようなことはありませんから,インターネット上で見受けられる「そんなの無視して大丈夫!」との無責任な意見が“結果として”正しい場合もあります。しかし,ギルドに関しては,きちんと対応しないと合法的に追い詰められます。ギルドのしていることは全て合法なんです。

ギルドについては当事務所はそれなりに多くの経験をしておりますので,早期に相談していただければ,ほとんどの場合遠方の方でもご依頼を受けることが可能です。既に訴訟提起されているような場合は,近隣にお住まいの方でなくては当事務所では対応できないこともあります。

ともあれ,無為に迷ったり,過度に怖れたりしてはいけません。また,インターネット上の匿名の意見を鵜呑みにしてもいけません。まずは専門家に相談しましょう。

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