ネットワークビジネスの罠(宇治市在住の20代女性Nさん)

 相談前

20代女性のNさんは短大を卒業して就職し,独り暮らしを始めました。近くに友人がいない環境で慣れない仕事を懸命に頑張ってきましたが,ミスを繰り返し上司に厳しく叱責を受ける毎日でした。

そんなNさんの慰めになったのはSNSで知り合った“友人”でした。ところが“友人”はNさんをネットワークビジネスに勧誘し,次々と高額な商品を購入させていきました。Nさんは“友人”との関係を切りたくない一心で預貯金を使い果たし,200万円近くの借金を負っても商品を購入し続けました。

仕事のストレスに加えて借金のストレスも負ってしまったNさんの心は悲鳴を上げ,職場で倒れてしまいました。そのことでようやく事情はNさんの姉が知るところとなり,姉に付き添われてNさんは当事務所を訪れました。

 みらい司法書士事務所の解決方法

Nさんはうつ病の診断を受けて休職していました。債務の返済は不可能ですので,自己破産の申し立てをすることになりました。

短期間に多額の買い物をしたことは破産法上の免責不許可事由である「浪費」に該当しますが,Nさんがこのような状況に至った経緯や,Nさんは被害者である旨を丁寧に裁判所に上申し,免責許可を得ることができました。

 解決後

借金の心配が無くなり,Nさんの病状も快方に向かっている様子です。Nさん自身は早期の職場復帰に意欲的ですが,Nさんの姉はまだ心配して危ぶんでいます。今後はNさんの姉のサポートと医師の治療でNさんが全快することを祈るのみです。

 司法書士からの一言

独り暮らしを始めた若い方がネットワークビジネスで多額の借金を負ってしまう事例は当事務所でも何度も経験しています。SNSを通じてつながることが当たり前になった現代では,独りでいることに慣れない,孤独感を強く感じる方が増えているのではないでしょうか。若い方はWEBに親しんでいますが,その先に居る人は生身の人間で中にはよくない人も居るということにもっと警戒心を持つべきでしょう。

Nさんの行動は客観的に見れば「なぜこんな愚かなことを?」と思ってしまうでしょうが,誰しも陥る罠だと思います。

 

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