生活費の不足を補う為に家族全員で借金(木津川市在住のWさん一家)

相談前

Wさん一家は50代後半のご夫婦と30代の娘さんの3人家族。生活費の不足を借入で補う生活を20年近く続けてきました。

夫婦でそれぞれ150万円,娘さんに20万円の借入があります。Wさん夫婦は生活費の不足から娘さんに更に借り入れをするよう頼みましたが,娘さんはこれ以上借入することに危機感を持ち,両親を説得して家族で相談に訪れました。

みらい司法書士事務所の解決方法

Wさん夫婦は借入をしていない期間もありましたので,実質の借入期間はそれほど長いものではありませんでした。それでも一定の過払金が見込まれ,全て回収すれば娘さんの借金の返済もできそうでした。

問題は,一部の債権者が「取引の分断」を主張して一切過払金を返済しないどころか,逆にWさんに残債務の一括弁済を求めるというのです。これは,過払金を諦めさせようという脅しです。当事務所は脅しに屈せず訴訟提起して徹底的に争いました。結果,5回の裁判期日を経て,裁判所の勧めで90万円の請求に対し80万円の過払金返還という勝訴的和解をすることができました。

過払金を無事に回収し,Wさん一家の借金は全て返済したうえに,100万円をお返しすることができました。

解決後

Wさん夫婦はもちろんのこと,娘さんが一番喜んでいました。年々老いていく両親と減らない借金,両親の次は自分自身の借金が…と不安で仕方なかったことでしょう。

「次は素敵な旦那さんを見つけることが目標です!」と娘さんは冗談っぽく笑っていました。これから良いご縁があるといいですね。

司法書士からの一言

貸金業者の経営状況は厳しいですし,過払金の請求は以前よりは減っているので,訴訟対応の余裕ができた一部の貸金業者はチャンスと見るや争ってくる姿勢を見せます。

単に引き延ばしのために争う姿勢を見せる場合もありますが,今回はどうやら本気で勝訴判決を取りに来るつもりのようでした。


少ない証拠のなかから貸金業者の矛盾をつき,それを補強する資料を丹念に探して反論を続けるうちに,裁判官の心証は貸金業者不利に傾いていったようでした。

過払金についての訴訟はかなりの判例が積み重なり,高度な専門性を持つようになっています。争いの場面となれば過去の判例に対する知識と理解が問われますし,裁判官にそれを伝える書面を作る技量も必要です。

裁判官は様々な事件を取り扱っていますので,一部の分野に突出した知識があるとは限らず,きちんとした反論をしなくては貸金業者の主張に沿った判決を書いてしまうことも有るのです。


インターネット上では,「過払金の請求なんて簡単だ。」といった無責任な書き込みが散見されますが,それはたまたまその人が上手くいったというに過ぎません。

知識や経験がないままに安易に訴状をコピーして訴訟提起すると,後に続く人が困るような判決をとられてしますことも有りますので,是非専門家にご相談ください。

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