小さな小売店の運転資金としての借入がいつしか大きな借金に

相談前

60代後半の女性Mさんは,小さな小売店を営んでいました。大きな利益はありませんでしたが,お店はMさんの生きがいであり,無理せず経営が続けられれば満足でした。

しかし,不況と近隣に大型店舗が開店した影響で売り上げは減少し,仕入資金の不足から消費者金融からの借入を始めてしまいました。借金に借金を重ねて一時は8社から350万円にまで借入に膨らみましたが,Mさんはコツコツと返済を続け,5社250万円まで借入を減らしました。

夫に内緒で借金の返済を頑張り続けていたMさんですが,「このままのペースでは私が生きている間に返済はできないのではないか?夫や子供に知られてしまうのではないか?」と疑問に思い,司法書士を訪ねました。

 

みらい司法書士事務所の解決方法

Mさんが完済した消費者金融から過払金を回収すれば,他の借金は返済可能と思われました。

しかし,一つはなかなか過払金を返還しないことで知られた貸金業者でしたので,その貸金業者からどうやって過払金を回収するかがポイントとなりました。訴訟提起し,勝訴判決を得てもその業者は過払金を返還しようとしません。

そこで,まずその貸金業者の預金を差押え,過払金70万円のうち40万円程を回収することに成功しました。更に裁判所に対しその貸金業者の財産開示手続を申立てたところ,その貸金業者から残り30万円のうち20万円を支払うとの和解の申入れがありました。

ちょうどその20万円があればすべての債務が返済できることから,和解に応じました。

 

解決後

借金のことは夫に知られることはありませんでした。

全ての借金の負担がなくなったMさんは,今も小売店の営業を続けています。お客さんはほんの少しの常連さんだけです。常連さんの為だけと割り切って規模を縮小した結果,仕入の負担はずっと小さくなり,借入の必要は無くなりました。

「儲けは全然ないけど,生きがいだから。」そう笑ってMさんは今日もお店に立ちます。お店はMさんと常連さんの憩いの場となっています。

 

司法書士からの一言

差押えや財産開示手続など複数の手段を使うことで完済した貸金業者からの過払金の回収に成功し,無事に解決することができました。Mさんの完済した貸金業者は完済してから8年経過したものもありました。過払金の消滅時効期間は完済から10年ですので,もう少し遅ければ間に合わないところでした。

Mさんは消滅時効期経過前に着手し,回収困難な貸金業者からの過払金回収にも成功しましたが,過去の相談では当事務所にお越しいただいた時点で既に消滅時効期間が経過していたという方が何人も居ますし,貸金業者の倒産や廃業により過払金が回収できなかったこともあります。

債務整理しようか過払金の返還請求をしようか,と迷っている方はすぐに相談しましょう。早めに相談することで良いことはあっても悪いことはひとつもありません。

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