統合失調症を患う女性(宇治市在住40代女性Aさんの事例,過払金請求)

相談前

40代の独身女性Aさんは以前は正社員として勤務してそれなりの収入を得ていましたが,統合失調症を患って仕事を続けることが難しくなり,やむなく退職しました。その後は治療をしながら契約社員やパート・アルバイトをして何とか生活してきましたが,その間に借入が増えていき,多重債務に陥ってしまいました。治療は続けていたものの統合失調症はなかなか治らず,収入は大幅に減ってここ数年は全く返済は出来ていませんでした。

しばらくは貸金業者からの取り立てはなかったのですが,転居をきっかけに貸金業者からの取り立てが再開され,困ったAさんは当事務所に相談にやってきました。

 みらい司法書士事務所の解決方法

Aさんは統合失調症を患っており,Aさん本人からの聴き取り調査では事実関係の把握が難しかったため,信用情報機関からAさんの信用情報を取得して債権者を特定しました。調査の結果,債権者は4社で内1社には過払金が見込まれ,2社は消滅時効期間が経過しているものと思われました。そこで,1社から過払金を回収して過払金で他の1社の債務を返済し,残り2社には時効援用の内容証明郵便を送付しました。当事務所の報酬も過払金からいただいたうえでAさんには15万円程お返しすることができました。

解決後

Aさんご自身はお手元から全く支払いをしないで全て解決したので,本当に解決したのか実感が湧かないようでした。解決後も何度か「本当に解決したのか?」とお問い合わせの電話をいただきましたが,その度に丁寧に説明を差し上げていました。近頃はお問い合わせはありませんので,どうやら安心していただけたようです。

司法書士からの一言

Aさんは統合失調症の為に言行が不安定で,これまで周囲に相談してもまともに取り合ってもらえなかったようです。債務整理については当事務所は専門家ですから,Aさんのお話のうち債務整理に係る部分を確かめる方法を知っています。しかし,そうでない方がAさんの話を聞いてもなかなか難しかったでしょう。

統合失調症の方の相談をお受けしたのは今回が初めてのことでしたが,ほとんどの部分でAさんはまともな方でした。ただ,Aさんの「病気の症状としての妄想」と「病気の影響なく認識できている現実」はどちらもAさんにとっては「現実」ですので,他者にはAさんの語る「現実」がどこまでが妄想でどこまでが事実かを判別するのが非常に難しいです。統合失調症の方からのご依頼は初めてでしたが,過去に認知症の高齢者の方の債務整理をした経験がありましたので,その経験が役立ちました。

統合失調症については厚生労働省のHPでわかりやすく解説してますので,興味のある方は一読をおすすめします。

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